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体質を変えれば痩せられる!体質改善ダイエット

   

ぽっちゃりしている人と痩せている人、体型は人によって様々です。同じように食べているつもりでも、太りやすい人と太りにくい人っていますよね。では、その違いはどこにあるのでしょうか?…答えは“体質”にあります。ここでは、太りにくい体質を手に入れて痩せやすいカラダを作る“体質改善ダイエット”について、その理由や具体的な方法についてお伝えします。
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体質改善ダイエットとは?

太る理由は、決して“食べ過ぎ”だけではありません。以前より食べる量が増えたとしても、そのエネルギーがスムーズに消費されていれば身体に脂肪として蓄積されることはないのです。

では、なぜ“スムーズに”消費されないのでしょうか?それが“体質”に関係しているのです。人にはそれぞれ生まれ持った性格や、日々の中で身についた生活習慣など習性のようなものがあります。遺伝的な意味での体質だけでなく、こういった習性からも体質は出来上がっていきます。それが、人によってはダイエットの妨げになっているわけです。でも、逆を言えば、その妨げとなっている習性を見つけ出し、改善してあげれば“痩せやすい身体”にできるわけです。これが“体質改善ダイエット”と呼ばれるものです。

効果について

では、体質改善ダイエットにはどのような効果があるのでしょうか?メリット・デメリットの両方を見てみましょう。

メリット

体質改善ダイエットでは、特にハードなエクササイズを行うわけではありません。日常的な習慣を見つめ直し、身体の内側から太りにくい身体に変えていく…そういうダイエットです。見た目の効果がすぐに表れるわけではありませんが、時間を作って運動したり、空腹をガマンしたりといったことがないので、無理なく続けることができ、いつの間にか「痩せてきた」と実感できる方法です。習慣の見直しが中心なので、ダイエットの他にも安眠や美容などへの効果もあります。

デメリット

一方で、短期間で体重を落とせないというデメリットもあります。「夏までに痩せたい」など、目標の期日までにダイエットしたいという人は、他のダイエットも実行する必要があります。ですが、ダイエットの語源が「生活様式、生き方」であることを考えれば、この体質改善ダイエットの基本的な考え方は、ダイエットの基本ともいうべきものです。体質改善によって、リバウンドしにくい身体にもなりますよ。短期でのダイエットを目指す人にも、ぜひ実践してほしい方法です。

方法

それでは、具体的な方法を説明しましょう。“体質改善”のポイントは毎日の生活の中に隠れています。その中でも、特にダイエットに効果的なポイントを紹介します。

睡眠の改善

「えっ?ダイエットに睡眠が関係あるの?」と思った人も多いかもしれません。でも、眠っている間にこそ、ダイエットのヒミツが隠されているのです。

なぜ?

睡眠中には多くのホルモンが分泌されていますが、その中にはダイエットと関係の深い“成長ホルモン”と“レプチン”があります。“成長ホルモン”は子供だけでなくお年寄りでも分泌されるホルモンで、筋肉や骨の成長に関わるホルモンですが、同時に代謝アップ、脂肪燃焼、筋肉増加などにも作用し、若々しさを保つためにも重要なホルモンです。

もう一つの“レプチン”ですが、これは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、脳の視床下部にある満腹中枢を刺激し、満腹感を感じさせる働きがあります。これが分泌されていれば食欲を抑えられるわけですね。レプチンは睡眠との関係が指摘されていいて、睡眠時間が短いとレプチンの分泌量が少なくなる…ということがわかっています。

改善ポイント

睡眠のゴールデンタイムである“22時~2時”の間に深い眠りについていると、ホルモンの分泌が特に良くなるといわれています。ホルモンの分泌を意識的にコントロールすることはできないので、しっかりと睡眠を取り、太りにくくするホルモンの分泌を促しましょう。

食生活の改善

ダイエットには避けられない食生活の問題。体質はその人の“好み”から出来上がっている面もあるため、体質改善ダイエットにおいても食生活の改善は必要です。痩せている人とぽっちゃりしている人の食事メニューを見てみると、その嗜好性が顕著になります。やはり、ぽっちゃりしている人の方が炭水化物や高カロリーな食事の摂取機会が多いわけですね。しかし、これらを「食べてはいけない」というものでもないのです。

なぜ?

まず、お伝えしておきます。食事や食べたい物を我慢する必要はありません。大切なのは“タイミング”と“バランス”なんです。もちろん、短期間で体重を落としたいのなら、食事量の制限は必要かもしれません。でも体質改善を目指すなら、量ではなく質と意識を変えていきましょう。高カロリーなものを摂取したとしても、それがどれくらい体脂肪として蓄積されるかは、食事の時間や選び方によって異なるからです。

例えば、脂肪分を摂り込んでしまう“脂肪細胞”が作用するときは、「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質が働いています。BMAL1の生成量は時刻によって変化することがわかっていて、午前中から昼過ぎまでは低く、夜間は多くなります。驚くべきことに22時のBMAL1の生成量は、最も少ない14時の約20倍!つまり、22時に食べた時の体脂肪蓄積のしやすさは20倍というわけです。

また、脂肪に変化しやすい炭水化物や高カロリーな脂質を摂取するときに、一緒に食物繊維を摂ることはとても大切です。食物繊維には脂質の吸収を抑え、排出を促進する作用があるからです。

改善ポイント

食事はなるべく早い時間帯に摂るようにしましょう。炭水化物や脂質が多い食事をしたいときは、夕食ではなく昼食として食べるのが正解です。どうしても夜にお腹が空いたときは、一緒に食物繊維をたっぷり摂るようにするか、タンパク質や野菜中心の食材を選ぶようにしましょう。

排出の促進

体中の細胞では、その活動により膨大なエネルギーが消費されていますが、一部は脂肪が燃焼してエネルギー源となっています。また、1つ1つの細胞には代謝によって生じた老廃物が生じますが、これは血液やリンパ液と共に流れ、やがては腸の働きにより体外へと排出されます。でも、こういった燃焼や排出がスムーズに行われにくい身体になっていることがあります。

なぜ?

その原因は血行不良や冷え性、便秘などです。脂肪の燃焼は、指示を出すホルモン、分解を行う酵素、促進するビタミンなど、様々な物質の連携プレーで行われています。これらのうち、どれか1つが欠けてもスムーズに燃焼が行なえません。そのためには、必要な物質を、必要な時に、必要な細胞へ届けられる循環機能を良好に保っていることが大切です。循環機能がスムーズに機能していれば、代謝によって生じた老廃物も、滞りなく運び去ることができます。

こうした老廃物が最終的に集まるのが腸ですが、腸の排出機能、すなわち排便が行なわれない状態だと、せっかく集めた老廃物が腸から血管と吸収され、全身に戻っていってしまいます。このときの血液は、老廃物がいっぱい乗った満員電車のようなもの。新しく生じた老廃物を乗せることができないので、老廃物が細胞などに蓄積していき、代謝が滞る結果になってしまいます。

改善ポイント

毎日、40℃で全身浴するのが効果的です。20~30分くらいつかるようにすると、身体の末端まで血行が良くなり、血液やリンパ液の流れが良くなります。さらに入浴後にリンパマッサージを行うと効果がアップします。耳の下から鎖骨にかけて首筋をさする、鎖骨のくぼみを撫ぜる、太ももの付け根(鼠蹊部)を揉む、アキレス腱の両側を圧迫するなどが手軽にできておすすめの部分です。むくみの防止にもなるので、ぜひお試しください。

このような“ちょっとした心掛け”で、無理なダイエットをしなくても“体脂肪がつきにくい身体”にすることができるわけですね。寝る・食べる・入浴などは毎日必ず行っていることですが、意識的に行っていれば、今までと違う体質に自然と変わっていきますよ。コツコツと続けることが大切ですので、気長に頑張りましょう!

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